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今日は素晴らしい出会いがありました。
たまたまTVをつけたらサンスーシ宮殿とフリードリヒ二世像の映像と
バッハ の音楽が流れ出しました。
不意をつかれた!でもすかさず録画ボタンを押しました(笑)
一度は訪れてみたいです、サンスーシ宮殿。
ドイツのブランデンブルク州ポツダム郊外にある
フリードリヒ二世(Friedrich II.プロイセン王-1712~1786年)の宮殿です。
サンスーシは確かフランス語で「憂いのない」という意味。
ロココ様式に徹していて、外観はヴェルサイユ宮殿みたいに線対称な造りになっています。
じつは高校の世界史の教科書や資料集にもちょっぴり紹介されてます。
そして、このとき流れていたのがJ.S.Bachの
『音楽の捧げもの(Musikalisches Opfer)』より「6声のリチェルカーレ(Ricercar A 6)」。
これはバッハが息子(エマヌエル)の紹介によりポツダムでフリードリヒ大王に会ったとき
大王から与えられたテーマ曲(冒頭の20秒間がそれにあたります)から
即興で演奏したもののようです。
(実際は「3声のリチェルカーレ」に近いものを演奏し、後に「6声」を執筆したとか)
補足ですが、フリードリヒ大王は優れた軍事政策で国を強くした啓蒙専制君主として有名ですが、
フルート演奏が得意で作曲もしたという、なかなか芸術的な一面も持ち合わせていたようです。
でもそんな彼もバッハが献上した『音楽の捧げもの』は理解を超えていたとか。
『音楽の捧げもの』 ※斜体文字をクリックすると試聴できます。
6声のリチェルカーレ
3声のリチェルカーレ
個人的にこれは面白いと思った6声のリチェルカーレ
↑なんか洗脳されそうだけどエコーのきいた合唱が心地よいです。
そして、もう一つ、バッハに関する大きな出会いが ありました。
バッハの紹介も含めそれはまた次の機会に。
【追記】今回この記事を書くにあたってカテゴリーを一つ増やしました。
「Klassik♪」では、小生のお気に入りクラシック曲を紹介していきます。